たわし

エンド・オブ・ウォッチのたわしのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)
4.2
めちゃくちゃ骨太な「密着!!! LA警察24時」にヒューマンドラマありバイオレンスありで かなり完成度が高い作品
脚本はドキュメンタリーさを感じるくらいドライに仕上げられてて、ギャングがウヨウヨいる地獄級にヤバい地区の担当になったLA市警コンビ二人のお話
まずキャスティングでもう高評価だった
コンビ演じるジェイクギレンホールとマイケルペーニャがすっっごい良い味出してて、パトカーの中だとタランティーノ作品ばりに小言や冗談とか言い合ってちょっとした喧嘩もしつつ、要所要所で起こる事件や騒ぎの中で二人の固く結ばれた信頼と絆が垣間見えるっていう 控えめに言って最高にアツい
カメラワークも凄く面白くて、主人公が持ってるハンディカムだったりパトカーの車載カメラだったり、アクションカムかと思いきや三人称カメラになったりでユニーク
冒頭は所謂POV中心で進むから、自分も含めB級ファウンドフッテージさを感じる人も多いかも
ただそのへんのPOV映画とは比べ物にならないくらいの出来なので 手持ちカメラ映画アレルギーの人にも是非観てほしいなと思いました
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