パッケージコピーで「これがロス市警のリアル」なんて謳ってるけど、治安の悪いロスなんて、むしろ使い古された感があるし、あれは無い方が良かったとまず思った。
ロスの治安の悪さを他人事として見て嘆くよりも、その壮絶な緊張感から放たれているときの二人の掛け合いの妙を楽しむ方が面白かった。
J.ギレンホールとM.ペーニャのコンビが実にうまくて、その感じが、それこそホントにリアルにいそうでハマってた。
バディものだから、なんとなく哀しい結末を想像してたら、その通りになってしまった。
でも葬式のシーンで終わらせるのではなく、その日の二人の「日常」で終わる構成はすごく良かった。
