ヨセフとヤシン
約18年前に病院で
乳児だった彼等が取り違えられました
その背景にあったものが湾岸戦争でした
私は日本人だから
宗教とか人種とかの葛藤が少ないけれど
“ユダヤ人”か、“アラブ人”か、では
直面する問題が全然違うんだろうなぁ
そこにある
それぞれの意義は
想像を絶するものなんだと思いました
それは
自分の中にある存在を
否定せざるをえない瞬間であり
そしてその脆さ…!
もう本当に本当に
ラビの対応とか衝撃でした…Σ(・∀・|||)
家族それぞれの思いと
周囲の好奇に満ちた目
妹たちの無邪気さと
対照的な兄の頑なさ
どう教えられて
生きてきたかが伺われます
けれど最終的に
辿り着いたコタエが
なんだか良かったので
清々しい気持ちになれました