ゆきなり

もうひとりの息子のゆきなりのレビュー・感想・評価

もうひとりの息子(2012年製作の映画)
3.5
イスラエルとパレスチナ自治政府の関係、互いの宗教について理解してから観る必要があると感じた。

ヘブライ語とアラビア語。ユダヤ教とイスラム教。支配と被支配。互いの憎悪。その隔絶を象徴するようなラマラの壁。

ユダヤ人とパレスチナ人との間にある心の障壁を見せられた。

複雑な問題なので、もう少し解説が欲しいと思った。

ヨセフがヤシンの家を訪ね、家族とアラビア語の歌を歌うシーンは本当に良かった。歌にはその国の文化が詰まってる。だからこそヤシンの家族は歌を聴いて嬉しかったんだと思う。
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