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小さな悪の華のtomoのレビュー・感想・評価

小さな悪の華(1970年製作の映画)
3.5
大人は子どもの様々な欲求を抑制させる、それが引き金となって子どもは純粋な悪の道へと遊び半分で向かう。
肉欲を弄ぶ怖いもの知らずの二人の少女が堕落していく…低劣な行いは観ているこちら側の良心が痛むほどです、フランスで上映禁止になったのも分かります。
目を背けたいのに何故か見続けてしまう、人間は誰しも生まれながらにして醜悪な生き物だからでしょうか。私も子供の頃は好奇心だけで善悪を捨てていた時があるので他人事には感じられないのも一つの理由ですね。

彼女たちに慈悲は必要ありません、もう子供ではなくて大人なのだから。
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