剛太郎

メモリー・キーパーの娘の剛太郎のレビュー・感想・評価

メモリー・キーパーの娘(2008年製作の映画)
3.8
医者でありカメラマンとしての才能もあるデビィット 愛する妻との間に生まれた双子 一人は男児 もう一人は障害のある女の子 自分の妹が障害があった為 母の辛い人生を見てきた彼は 生まれた娘を施設に入れ 妻には死んだと伝える………
うーん🙄彼の過去に囚われた早まった独断がいろんな人の運命を狂わせてしまう まだまだ障害者の人権が認められなかった時代のせいでもあるけど 彼の母の不幸は妹のせいではない 人間は出生時から平等ではないとはおもうが個人の価値観や選択 行動によって 幸せにも不幸にもなるものだな

女の子フィービーを育てたキャロラインは 密かに思いを寄せるデヴィッドの子供であるという思いもあったのか
アーティスト気質のデヴィッドは 美への拘りもあったのかな 美しい妻 息子 そして自らも美男子 捨てた娘を思いながら 沢山の綺麗な女子学生を写していた事も
現実の娘を認められないひとつの要素だったのか…人間そのものの価値の中に 美醜の価値観も問われているいるように思えて面白かった
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