haizi

わたしはロランスのhaiziのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
あまりに熱烈で、凄まじく美しい恋愛劇。

構図、カメラワーク、音楽、色彩すべてが美しい。
雨とか雪とか服とか水とか枯葉とかいろいろなものが降ってくる。それがキレイで印象的。

そして、なんと言っても素晴らしい脚本!
観賞前にあらすじとか読んだときは、“LGBTモノね~。ドラン監督っぽいなぁ”なんて思ってたんだけど、LGBTとかジェンダーとか関係ない、普遍的で熱烈なラブストーリーだと感じた。
相手を愛しているからこそ強引にも傲慢にもなるし、愛しているからこそ無理をして寄り添おうとしてしまう。。。
恋愛って苦しい面も往々にしてあるよね。

ドラン監督的には、年齢で評価とかされたくないだろうなぁって思うんだけど、それでも言わずにはいられない。
齢24歳で、こんなに胸が苦しくなる作品作れるって、どんな感性を持っているの。。。

映像の美しさと切ない物語に、スケールの大きい耽美な美術作品を観ているようだった。


メルヴィル・プポーさん、美脚‼️


グザヴィエ・ドランが役者さんでは出演しないのがちょっと物足りないと思ってたから、アップで登場した瞬間はテンション爆上がりになった^^




タバコ吸いたい。。。
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