グザヴィエ・ドランの作品に接するたびに、そうであったかもしれず、でもきっとそうはならない自分のことのように感じることがある。
この『わたしはロランス』(原題:Laurence Anyways)は、…
パートナーから性別を変えたいと言われたら…
そしてそのパートナーが顔に傷だらけで帰ってきたら…
何度再会しても喧嘩ばかりだったら…
カフェの店員に格好をバカにされたら…
それでも憎たらしい…
「自信はないけど・・・覚悟はできてる」新しい時代を乗り切る自信は?と問われロランスはそう返した。
そうだ、自分自身でいることの覚悟が大事なんだ。
自分を守るために着飾った偽りの自分を切り捨てる覚悟…
このレビューはネタバレを含みます
160分っていう長大作なのに全く飽きることなく魅せられた。特にフレッドが他の男性のことを好きになってしまったことをロランスが知ったときに彼(彼女?)の口から黒い蝶のようなものが出てくるシーンが忘れら…
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ロランスが我儘で傲慢で自分勝手すぎて終始イライラ。監督が意識してそう描いてるのかはわからないけど、そういうところやっぱり男じゃん…ってなるからリアルではある。
最後ロランスだけが成功する展開も監督自…
全然ハマれなかった、退屈な3時間弱だった。
ヌーヴェルヴァーグぽさを意識してるのだろうけど色んな表現に手を出しすぎて乱雑だし統一感がないし結局のところ何を表現したいのかまったく分からない。
オシャレ…