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わたしはロランスの6151のレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
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映像の世界観がとてもよかった。1980年代のレトロカラフルから始まり舞台が現代に進むにつれファッションやアーティスティックな雰囲気も変化していく。
その時々で時間の流れが止まったように見える描写が美しい。

物語が終わるまで両手を握り締めて祈るような気持ちで観た。観終わった今も多分この先も同じように登場人物達の幸福を祈るんだと思う。

全員の視点で物事を考えてしまって脳がヒートしそうになった。

細分化していけば誰だってマイノリティになり得るんだよなーって考えてる自分の思想はロランス達がありのままで生きたいと心に従って貫いたからこそだろうなと感慨深く思う。
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