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わたしはロランスのnaoズfirmのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
3.5

アイデンティティ🎬

ストーリーは教師である主人公が心と体の性の不一致をカミングアウトしたことをきっかけに偏見と闘いながら、恋人と過ごす日々や葛藤を描いた作品でした。作品は社会の偏見に苛まれながらも自分たちの人生を歩む姿を描いていました。この世にありのままの自分でいれる人はほとんど居ません。心の奥底に本当の自分を隠し、見栄や虚勢で形作られたもう一人の自分の存在がいるはずです。自分が運命の相手だと思った人が予期せぬ告白をされた時、果たして今までと同じように愛せるのであろうか。自分らしさが愛を貫くか、どちらを選ぶにせよ大きな犠牲があり、どちらを選んでも満足した人生を送る事が出来ないと思いました。
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