sawako

わたしはロランスのsawakoのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
3.5
アップリンクの再上映にて。

もし自分にトランスジェンダーの恋人がいたら、と考えざるを得なかった。
恋人が同性愛者であるならまだその恋に諦めはつくかもしれない。でも性別が、外見が変わっても、変わらぬ愛を注いでくれる相手の気持ちに応え続けられるか。それは思っているよりも難しく、複雑である。

性同一性障害という誰のせいにもできない障害物に対して、気持ちに正直に生きる人生の難しさや、もどかしさ。

愛って深すぎて、大き過ぎて、なんだか終わってぐったりした。
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