キミシマユウキ

ゾンビ・ハイスクールのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ゾンビ・ハイスクール(2012年製作の映画)
2.3
高校の居残り教室に残っていたいじめられっ子のエディ。しかしそこにゾンビ達が忍び寄ってきており…

『ロード・オブ・ザ・リング』の
!!イライジャ・ウッド!!
主演のゾンビ映……

あ、ちがう!
それは
『ゾンビスクール』
だ!こっちはハイスクール!
みんな気をつけてね!

2012年のC級ゾンビ映画。
定期的にゾンビ映画を見ないといけない使命感に駆られているため鑑賞。


「処女のまま死ねないの(ヌギッ)」


ゾンビ映画といっても、多種多様ですが今作は序盤から青春映画の名作
『ブレックファストクラブ』
を意識したアメリカンスクールカーストへの反撃精神が強いです。
いじめられっ子、いじめっ子、チアリーダー、ゴスロリ、アメフト部、キチガイアジア人、、、
とテンプレなキャラクター達がゾンビアポカリプスに立ち向かうのです。
ただ予算のせいか、ゾンビの数が圧倒的に少なくて危機感がないw
多分合計10匹出てるかどうかくらいだしロメロリスペクトのノロノロゾンビなのですぐに逃げれてしまう。
そのため必然的に青春要素が濃くなるのだがそのドラマは監督と脚本の力量不足で面白くはない。。
まぁこの映画に別に期待にしてないからいいんだけどね……。

キャストはもちろん知らず。
ただ、ブロンドチアリーダー役の子は『ミーンガールズ』の時のレイチェル・マクアダムスに似ていて萌えた。処女奪いたかった。

まぁこの程度の作品なので好き者しか見ないと思います。
エンドロールの曲といい、ロメロやダリオ・アルジェントの名前だしときゃファンが喜ぶと思ったら大違いやで。
個人的にはやはりイライジャ・ウッドの『ゾンビスクール』が圧勝ですね。

ゾンビ映画好き、スクールカーストにうんざりしている方、そして処女のまま死ねないチアリーダーは処女を捨てることが出来るか知りたい方にはオススメの作品