なんとなく映画から離れていて、久しぶりに見た中編映画。
予告を見て微妙そうだと思って長い間敬遠してたけど、傑作でした。
恋人たちの橋口亮輔の映画。恋人たちも名作だと思うけど、おれは断然こっちの方が好き!
橋口亮輔は「人とのコミュニケーションでここぞというときに勇気が出せないがために傷ついてしまう人のための映画」を作る人だと思う。
この映画を見ているとコメディと悲劇は紙一重・・・というか同じなんだと思えてくる。
6個の短編で出来ているんだけど、人とコミュニケーションを取らなきゃいけない時に「あー・・・こりゃだめだ」と思う瞬間が全作品の中にある。 それがイライラするし、むなしくなるんだけど、笑えなくもない。 人間関係で嫌なことがあったら「同じことで悩んでいる人もいるんだ・・・」って思いたいがために見たくなる映画かも。
恋人たちで感じた嫌な感じがこの映画ではかなり薄まってたので良かったです!!