学校のアイドル的存在のイケてる私ことディランと映画オタクのサエない僕ことジョシュのでこぼこコンビの話。
ひょんなことから互いの利益のためにディランを主役としたドキュメンタリー映画をジョシュは作ることになるが...
前半はとにかくディランにヘイトが溜まる構造になっていて、結構しんどい。
「ミラキュラス」のクロエよりは酷くないがイライラする。
でもそれは後半で解消。
クロエもそうだったけど、自分を偽って人気者になっても本人自身は実は孤独である。むしろ本当の自分をなんの躊躇いもなく曝け出し、仲間もいるジョシュの方が友達が多いようにも感じる。
不特定多数からチヤホヤされるのではなく1人でも自分を思ってくれる人がいる方が幸せという「シュガーラッシュ」に近いようなメッセージがあってとても良かった。