脚本家を目指す男女の物語です。
夢をあきらめられず作品を応募しても落選を繰り返す女性を麻生久美子さんが演じている。
その女性は真面目で少しめんどくさい女性、まさに麻生さんのために書かれたのではないかと思える脚本である。
日常にありそうで、だれでも共感出来るストーリー展開は、悪く言えば退屈になりがちである。
ちょうど同じ岐路に立っている女性には支持されるがストーリーとしては厳しいと言わざるを得ない。
そこはむしろ期待せず彼女の演技力を堪能してほしい。
そういった意味では、相手役の関ジャニ∞の安田くんは、あまりジャマにならなくて良かった。
ただ音楽が効果的に使われており印象に残る仕上がりにはなっている。