ばしゃ馬さんとビッグマウスの作品情報・感想・評価

ばしゃ馬さんとビッグマウス2013年製作の映画)

上映日:2013年11月02日

製作国:

上映時間:119分

3.4

「ばしゃ馬さんとビッグマウス」に投稿された感想・評価

まい

まいの感想・評価

3.6
夢を叶えることができた幸せな人の話じゃなく、夢を諦める人の話。
馬淵さんが夢を諦められずに泣くシーンは見てるこちらも辛くて苦しかった。

夢に敗れた人が努力をしていない訳じゃないけれど、世間は結果を出した人の努力しか認めてくれない。何一つ成し遂げられなくても、前を向いて生きてかなきゃならないんだなー。

夢物語じゃなく現実的な映画。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.2
思ったよりもずっと客観的で、突き放していて、それでいて優しい映画でした。夢を見続けることは簡単だとして、叶うよう努力を続けることも難しく、続けた年月が長ければ長いほどその夢を手放すことができない。例えどんなに惨めであっても、夢にしがみつくことだけが自分を支えてる全てだとしたら?諦めても未練が残り、続けても後悔が続く。その辺りが痛いほどリアル。とはいえ、この映画は「夢は見るだけ無駄」とは言っていないところがまた素敵。みち代と元彼の肉体関係寸止めシーンは、女から見るとこれ以上ないくらい残酷。
brouillard

brouillardの感想・評価

1.0
『響』という映画を観てきたのだけど、エンドロールが流れてるときに、ふと、この作品のことを思い出した。
内臓が痒くなって 息苦しくて吐きそうになる
わたしにも天童くんみたいな頃確かにありました 今も完全に天童くんが失われたわけではない
自信がないから 飾って飾って飾って 嘘ついて 嘘ついて 嘘が本当になりますようにって虚しい願掛けしながら嘘重ねてもやっぱり嘘で 嘘で覆った自分は醜くて
そんな自分が嫌になって 忘れたふりして 目をそらして大人になって 今度は誰かに過去の自分重ねて同族嫌悪

才能無いのも 特別じゃないのも もう大人になっちゃったし 全部 自分が一番知ってるよね でも 今までの時間のこと思うと そんなこと認めたくなくて悔しくて どうにかってすがりついて 苦しいよね 諦められたら本当に楽だよね
続けることも才能 愛し続けることも才能 でも それを持っていても叶わないのは どうしたらいいのかな それでも諦められないのは どうしたらいいのかなあ
わからないまま大人になって 過去を苦くて酸っぱいと 眉間にしわ寄せながら たまに思い出しては 忘れたふりして また生活していくわけです
こんなに苦いフィクションは久しぶりで 大泣きしてしまったな

本当に どうか どうか この続きだけは シナリオ通りになりますように

心底願うけど 人生は シナリオ通りになんか ならないんだよね
ぐう

ぐうの感想・評価

3.4
根本的なものを日常に置き換えたらグサッとくる。これ、更に大人になって見たら心境変わるだろうな。彼らのようになるのか、こういうときもあったと思えるか、全部綺麗事ですね。少しばかり汚いほうがいい。麻生久美子、いい。冒頭○。
okyk

okykの感想・評価

3.3
こういう内容は、自分と色々重なって、ちょっと苦しくなるよね
続けてこれたのじゃなく、やめれなかっただけ・・・
この台詞は、半分本当かもしれないな
ってか、この映画、みんなイイ人だったなぁ
監督も元恋人もライバルも
騙されたりとか裏切られたりとかなかったな
がんばってもどうにもならないこともある・・・
ちょっと切なくてあったかい映画
やみ

やみの感想・評価

3.4

好きな気持ちは大きいのに結果に結びつかなかったり、自分の方がもっと上手く書ける!と思って批判ばかりしていてもいざ書くとなると書けなかったり…

夢を叶えた人への憧れや嫉妬。
夢を目指している人にとっては苦しく感じてしまうくらいリアルに描いた映画だった。

ただ夢を目指すだけでなく、目指していく上で直面する壁や挫折を丁寧に描いていたことで、共感を得やすかった。
Yuka

Yukaの感想・評価

4.0
叶えたい夢はあるけど、自分の思うようにならず苦悩してしまう。それがリアルに描かれていて、自分にも思い当たるところがあったので、共感が出来た。
あ

あの感想・評価

4.6
展開が自分の理想どうりですごい良かった。

まず、ストーリーがシンプルでわかりやすいため、前半早々で麻生久美子が夢追い人、安田がビックマウスの自意識過剰って認識で観れる。

そこからひたすらに麻生久美子が報われない展開が続いてく。
この前半から中盤にかけての報われないシーンはどれも、生々しいほどにリアルで、とてもしんどい。麻生久美子を抱きしめたくなる。
みんな言葉を選んでるんだけど、その気遣いが逆にめちゃくちゃしんどい時あって、その表現がめちゃくちゃ秀逸。

そうやって、麻生久美子を徹底的にいじめ抜く事によって、見てる側は麻生久美子かわいそう、報われてほしい。ってなるんだけど、最後まで報われない。それがいい。
最後大賞を受賞してたら評価はだいぶ下がってたと思う。
あと、安田と恋愛関係に発展しなかったのも良かった。

麻生久美子が喫煙所で安田に説教して、コーヒー飲んだら、そん中にタバコが〜〜のシーンめっちゃ最高。
映画の空気が重くならないように、所々挟む小ボケでいいバランスが取れてる。

安田がとにかく自分に似てて辛かった映画。
僕ほどこの映画を好きになる人も少ない気はしますww
でも個人的には本当に心を動かされた作品でした。

夢を見るための映画ではなく、夢を諦めるための映画なのではないでしょうか。

でも、夢を諦めるということ自体決してマイナスにとらえる事ではないです。
夢を見た期間、そして夢を諦めたその後の人生をプラスに受け入れることで、人としてどれだけ成長できるのか考えされられました。

1つのエンターテイメントとしてのコメディや一瞬のカットで何か強いメッセージを伝えてくる吉田監督らしい撮影、男のしょーもなさ、いろいろな面白要素も詰まっていて非常に観ごたえのある映画でした。
観れてとても満足です
>|