公開時劇場で。3D。
圧倒的映像体験に痺れた。
想像以上の宇宙が画面いっぱいに広がり呼吸を忘れるほどの静けさと緊張感。
冒頭の衝撃の長回し、ここがあまりにも素晴らしすぎた。「トゥモロー・ワールド」でも素晴らしい長回しを魅せてくれたキュアロン×ルベツキのコンビ。パワーアップしすぎて臨場感がすごすぎた。
全編ひたすら主人公の宇宙映像のみ。地球の人たちや主人公の過去は描かない。それが圧倒的緊張感に繋がる。そこにサンドラ・ブロックの息づかいが加わり更に加速。
クライマックスに差し掛かるところのスティーヴン・プライスのスコアもとてもいい。
わりとどんなヘンテコな邦題でも気にしないけどこればっかりは頂けない。
重力を噛みしめる素晴らしいカメラアングル、からのタイトル。これは「グラビティ」であってほしかった。
