ケイ

パトリオット・デイのケイのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.4
2013年、ボストンマラソン大会の途中で発生した爆発事件。何万もの人がこの日を楽しみにしていたにもかかわらず2回の爆発により一瞬にして楽しみが悲しみと苦しみに変わっていった...

僕はこの作品を見て思ったことがいくつかある。1つは、この作品が実話であるということ。本当だったらこんなに悲しい事件は思い返したくないはずだ。しかし警察の迅速な対応とボストン市民の愛のおかげで無事に解決した。だからこそこれを1つの逸話として映画化し、アメリカ国内だけでなく海外の人たちにもこの事件のことを詳しく知ってほしい。とアメリカ国民は思ったに違いない。2つ目は、日本と違いアメリカでは一般人の銃の所持が認められている。このことから気軽に犯罪を犯すことができる。さらに悪く言えば、気に入らない人がいたら何も考えずにその人を殺すことができる。そんなことをしたら人間の理性が崩壊し、行動が悪化していくばかりだ。社会に対し不満がある人は銃だけでなくそれ以上に脅威がある武器を保持し大規模な犯罪を犯すことも容易だ。この作品を見て少しでも多くの人が人間の命の尊さを理解してくれることを願う。
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