パトリオット・デイの作品情報・感想・評価・動画配信

パトリオット・デイ2016年製作の映画)

Patriots Day

上映日:2017年06月09日

製作国:

上映時間:133分

3.8

あらすじ

「パトリオット・デイ」に投稿された感想・評価

うん 緊張感とリアリティー演出のレベルが高い。
ポール・グリーングラスが撮った『ユナイテッド93』にも近いですね。

監督ピーター・バーグ。マーク・ウォールバーグとは盟友。
同年『バーニング・オーシャン』も公開。こちらは、2010年メキシコ湾原油流出事故をモチーフにした作品のようで、監督はすっかり実録事件の映像化にはまっているよう。また『バトルシップ』みたいなのも見てみたい。

最後に実際の事件に遭遇した人物を出してのインタビュー映像がある。最近のイーストウッドもそうだが、この手の手法に賛否も集まるところだが本編でのしっかりとした演出があればこそ、そんなに浮いた感じにもなっていなかった。

見方によっては愛国精神を煽り過ぎている右翼的な作品だという批判も容易に想像出来るが、メッセージとしては憎しみよりも愛という事をしっかり打ち出せていたと思う。

ウォルバーグが語っていた「これは憎悪と愛の戦いなんだ」という台詞。テロというのはそもそも憎しみや恐怖を社会にばら撒くのが目的。それに飲まれてしまっては結局は負け。
そう言った後、同僚からやっぱりお前は心の底に美しいものを秘めていたんだなって言われてイチャつくところがとっても好き。

ほかの役者では、
FBI捜査官のケヴィン・ベーコンに舌を巻いた。
あっという間にゼロから捜査本部を起ち上げる。あのスピード感。コロナ野戦病院のニュースを耳にした際、真っ先にこのベーコンを思い出した。ああいうプロが日本にいるのかしらと。
あとイスラム専門の女性尋問官カンディ・アレキサンダーはとても神秘的な捜査官だった。

それにしてもこうした社会的に大きな事件が起きるとすぐに映画化まで辿りつけるところが、ほんとタフな国だなと思う。
ボストンストロングはアメリカストロングだ。

(2019.7)
馬桃

馬桃の感想・評価

4.1
あなたにとって、それが正義かもしれないけど、無差別に何かを傷つけることは、許されない。
困難に立ち向かった人たちの強さが美しい。

このレビューはネタバレを含みます

バーニングオーシャンに続いてのバーグ監督+ウォルバーグ主演の実話もの。

有名なボストンマラソンでの爆弾テロを描く。
非常に激しい爆弾も飛び交う銃撃戦、それも街の真ん中での銃撃戦もあったりする。
アメリカで暮らすのは大変だ。

なお、テレビシリーズ「スーパーガール」で有名になったメリッサ・ブノアがテロリストの美人妻役で出演していた。テレビ以上に美しさが際立っていて驚いた。
みー

みーの感想・評価

3.8
過去鑑賞作品記録

ボストンマラソンのテロの話!
マークもケヴィンベーコンもよかった✨
面白い作品
アメリカっぽさ全開だったけど、実際の映像が衝撃で実際こんな感じだったんだと思ったら震えた。
2019.07.11(木)
映画館でも観た作品。
娯楽映画というよりドキュメンタリー作品に仕上がっている。

それぞれの人生を生きる人が事件と関わる過程が
丁寧に描かれている。
地元警察の自分たちの街は自分たちで守るという意地。


それぞれに正義があって、みんな戦っている。
Shizka

Shizkaの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく知ってたボストンマラソンのテロ、結構早期に解決したから大したことなかったんだよね、と思っていたら、そこには死んだ人がいて、足を失った人がいて、犯人逮捕に頑張った人がいたんだね。

緊張感が持続していて、事件発系からの100時間、映画にして2島間もほとんど感じさせない、いい映画だった。

なかなかここまでテンションを切らさずに見せる映画は少ないけれど、多彩なキャストと島圏展開のスピーディーさがずっと映画に集中させる。

エビローグでは亡くなられた4人の方々が映し出されたけれど、全員が若くてびっくり。この人たちが命を落とす意味がなかっただけに、余計に痛ましい。

犯人2人はなんで爆弾を仕掛けたのか、それをマラソンにどうして設置しようと思ったのか。誰の指示でもないのになぜテロを? 

この方面から描いたドキュメンタリーがあったなら見たいものだ。政府に脅威を与えるのが目的なら、映画の最後でも言った通り、間違いなく失敗している。
一人旅

一人旅の感想・評価

5.0
ピーター・バーグ監督作。

ボストンマラソン爆弾テロ事件の真相を描いたサスペンス。

2013年4月15日に発生し4名の犠牲者と約300名の負傷者を出したボストンマラソン爆弾テロ事件の事件発生直前~容疑者確保までの一連の流れを、『ローン・サバイバー』(2013)のピーター・バーグ監督が忠実に再現したサスペンスの力作で、ボストン市警・FBI+被害者+容疑者の3つの視点を交錯させながら多面的に事件の真相を描き出しています。事件当時防犯カメラが捉えた実際の映像や写真を違和感なく取り入れた、臨場感+リアリズムに満ちた作品であり、あたかも実際に現場に居合わせたかのようなスリリングな錯覚を体感させてくれます。

爆発前後の監視カメラの映像から容疑者を特定し、捜査本部に構築された事件当時の状況を緻密に再現したセットを元に容疑者の足取りを分析する。FBIと地元ボストン市警による共同捜査では、お互いのプロ意識が激しくぶつかり合い、やがて容疑者確保のための執念が両局の足並みを揃えていく。FBIと警察の頭脳がフル回転する「分析捜査」から、主人公の警官らが実際に住宅街を綿密に巡回する「実動捜査」へ、静と動の対照的な捜査の過程が絶妙なバランスで描写されます。住宅街における熾烈な銃撃戦は『ローン・サバイバー』の臨場性を踏襲していますが、戦場ではなく閑静な夜の住宅街で突発的に発生する激しい銃撃の応酬に、戦争映画のドンパチとはテイストの異なる身近な恐怖と現実味に襲われるのです。

役者の演技も出色です。主演のマーク・ウォールバーグは容疑者確保に執念を燃やす熱血漢の巡査部長を熱演していますし、それとは対照的にケヴィン・ベーコンは捜査の陣頭指揮を執るFBI捜査官を冷淡無情な演技で魅せ切っています。そしてボストン市警警視総監のジョン・グッドマンやウォータータウン市警巡査部長のJ・K・シモンズもそれぞれ個性的演技で無二の存在感を発揮しています。
この手の実話物は結構好みなんだけど、普通だったかな〜アンビリバボーでやってそうな内容。
最後、犠牲者の写真を見るとぐっとくるものはあるよね。
ふじこ

ふじこの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2013年にアメリカで発生したボストンマラソン会場爆破テロ事件を元に、現場で警備をしていた警察官、会場に居合わせた観客や参加者、捜査に来たFBI捜査官、犯人に拉致されるも逃げ出して通報した一般市民、各々の尽力で事件発生からわずか102時間という速さで犯人確保するに至った顛末を描く。


観る前の感覚としては、正直”一定の水準で再現される実録もの”って気持ちだった。
一定のクオリティ、一定の演技に展開、大変だったんだなぁって感じの感想。
でもいざ蓋を開けてみると、主人公として据えられたトミー(マーク・ウォールバーグ)を中心に何気ない日常を過ごす一般の市民の生活が差し込まれ、悲劇に巻き込まれていく様が描かれているのが非常に効いていた。徹底してトミーだけを追っていたら得られなかった、なんて事ない幸福な日常が破壊される悲劇を感じられなかったと思う。

悲劇の現場にあって最善を目指すトミーと、何気ない日常を送る人。
最初は群像劇風かなあと思っていたそれが、描かれる度に この日を生きる人がどうなってしまうんだろう…と不安になってきてしまう。
その緩急が素晴らしく、更にFBIによる現地の地理や爆発範囲を床に貼られたテープで再現しながらの捜査が おぉ…となる。現場だけ見たら[ ドッグヴィル ]みたいな感じ。
現場をよく知るが故にトミーはその場に呼ばれ、犯人の動きをトレースさせ、動きを予測し監視カメラで追っていく。最初は反目し合う雰囲気だった市警とFIBが犠牲となってしまった少年の遺体を見て共に犯人に迫っていく展開は、実際の悲壮さを想像出来て辛い。
また、負傷者ではなく遺体であるが為に現場保存としてその場に残される少年の遺体を見張っている係の警察官のなんとも言えない表情や空気感が素晴らしかった。

拉致されるも逃げ出して通報した勇気ある中国系市民のお陰で犯人を追い詰めるも、激しい銃撃戦の末に逃げた一人の犯人が、外出禁止令を守っていたけれどたまたま煙草を吸いに外に出た住人の家のボートに隠れいて不審に思った住人に通報される。

事件当日のニュースはまさにこの件一色だったのを憶えている。
まさにこのラスト付近の、犯人が隠れているとされるボートを上空から撮影した報道映像を観ていた。
警察やFBIの迅速な努力があったお陰ですぐに犯人が逮捕されて良かったなあと思っていたけれど、その裏で尽力した人や犠牲になった人達にも確かにその瞬間を迎えるまで日常があったんだと認識される良構成、良作だったと思う。
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