2013年にアメリカのボストンマラソンで起きたテロ事件を基に描いたアクションスリラー。
ボストンの街でささやかなひと時を送る様々な人間模様、そこに映し出される平和な日常が突如として悲劇に変わり、事態が急変していく緊張感に観てるこちらも呑まれる。
州警察とFBIの対立もリアルに描かれており、市民一人一人に目を向けて現場の声を大事にする警察側と、犯人逮捕に全力を注ぐも建前やリスクを懸念するFBI側とのスタンスの食い違いがシビア。そのあたりを、マーク・ウォルバーグとケヴィン・ベーコンが絶妙に演じている。
逃走劇に追跡劇、事件収束までに数々のアクシデントとドラマがあり、臨場感溢れる見応えになること間違いなしかと。