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パトリオット・デイのJのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
4.8
・物語★★★★★
・配役★★★★★
・演出★★★★★
・映像★★★★★
・音楽★★★★

“BOSTON STRONG
(ボストンよ、強くあれ)”

その意味は深く、無数の人々の強い想いが込められている😌
このスローガン以外に、本作を形容すべき言葉があるだろうか…

しかし…
他にも、あるのだ。たくさん、ある!
心に刺さって深く考えさせられる言葉が、この映画には物凄く溢れている❗️
それも単なるセリフに留まらない。
この出来事を体験した人々の、真実の言葉なのだ✨

この映画を見逃さなくて、本当に良かった☺️

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『バーニング・オーシャン』に続き、P.バーグとM.ウォールバーグのタッグは、ノンフィクション映画にかけてはもはや最強と言えるだろう💪

K.ベーコン、J.グッドマン、J.K.シモンズといったベテランたちのキャスティングも、映画ファンには堪らなく嬉しい🤗
もちろん、いずれ劣らず、期待を裏切らない重厚で安定感のある演技だ👏👏👏


ドキュメンタリー、サスペンス、アクション、人間ドラマ…
シーンによって様々な表情を魅せながら展開していく群像劇は、133分があっと言う間に感じられるほど緊迫感に満ちていて、これが実話であることを忘れてしまいそうなくらいにドラマティックだ😲

実際のニュース映像や、随所に散りばめられた伏線など、卓越した演出のなせる技だろう✨

ラストシーンで語られる言葉たちは、映画史に永く残るだろうと思えるほどに印象深い🤔
平和を願ってやまない人類にとっての至高のメッセージに溢れている🐦

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最近でも、ロンドンをはじめとする各地で頻発する凄惨なテロ…

恐怖とともに怒りや悲しみの念を禁じ得ないが、それでも人々は団結し、平和への思いを強くする💪

本作のテーマは紛れもなく“愛”と“希望”であり、劇中で語られるあのメッセージは、決して忘れてはならない。

“彼らは被害者ではない。平和の大使なのだ。”

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劇場用パンフ★★★★
全26ページ。
インタビューが極めて秀逸。「映画を作ることが、当事者の傷口を開くことになるのでは?」なんて突っ込んだ質問も厭わない。
事件の詳細や制作の背景などに分かりやすく言及したプロダクション・ノートもいい。
モデルとなった本人たちの言葉も、しっかり掲載。
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