ぬく

パトリオット・デイのぬくのレビュー・感想・評価

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)
3.5
アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のための映画。

「愛は暴力に屈しない」
このフレーズは散々使い古されて陳腐に響くが、アメリカ人がすごいのはその言葉を本気で信じて実践しているところ。みんなラブユーハニーっていう。そして決してテロに屈しない。しかしこの愛が後半破竹の勢いで押し売りされて若干辟易した。私は。

何気なく送っている日常が不意にわけのわからない暴力で破壊される。復讐しても傷は癒えない。テロリズムの不気味な恐ろしさが直感として理解できた。
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