この映画の正しい鑑賞方法を書きます。
1.邦題は忘れる
2.タイムトラベルSF観たい奴はルーパーでもみてろ
3.休日の午後にまったりと
これさえ守っていただければ、秀才コリン・トレボロウの凄さはよく分かるはず。
ともかくいい感じの、インディーズ映画です。
映画冒頭のキャラクター描写並びに伏線の張り方からも、この監督の映画的演出の資質は確か。
ストーリーテリング、テンポ、映像、編集、音楽、演技、全てハイレベルにまとまっており、とても長編初監督作品とは思えません。
加えて、タイムトラベルものの、お約束を逆手に取る展開でカタルシスもバッチリ。
文句のつけどころがない映画のはずが、マーケによって誤った印象を与えてるが故に低評価な人が続出の不運な作品。
長編二作目のジュラシック・ワールドも期待。
20160728再鑑賞
やっぱり見ればみるほど、その綿密さ、凄さに圧巻。スターウォーズエピソード9も期待ですな!