低予算感があるも見終わった後はスッキリとする後味の映画。時間も長過ぎず丁度良い感じ。
唐突に山奥で遭難してしまった男女三人の不可思議な物語。こういった遭難、男女と言うテーマは、必ずエチエチありきな方向性に流れていく傾向が多いが、そこはぐっと堪えて、謎が紐解かれて行く展開から目が離せなくなる。
序盤は何故?どうして?を連発していくも、不可思議な世界観に陥った際の人間模様は面白い。
汲み取れない疑問も残ったが、普通に楽しめる作品だった。
人間が育っていく過程の環境というもので、人生は簡単に転がり落ちていくという怖さも感じられた。