最初の導入は古臭い遠くからのカメラがメインで男女のゴタゴタを描く恋愛映画を予感させる
でもある時点からカメラが近くなって急に没入度が上がり主人公の目線で緊張感のある映像になる
サスペンス度がちょうどいい
何回かある比喩的なシーンは伝統的なフランス映画を思い立たせる
面白いし、驚きとかはあるけど、そういうシーンは無い方がクールだから好み
あとシンプルにそういうシーンがちょっとダサい
67年のカラーの映画なのに色彩が落ち着いていてすごくかっこいい
内容的にはギリギリいらないくらいのアダルトなシーンがあっていい感じだから観るべき、なんかイタリア式コメディみたいなセンス