昼顔の作品情報・感想・評価

「昼顔」に投稿された感想・評価

Iri17

Iri17の感想・評価

4.7
ブニュエルの映画は『皆殺しの天使』も『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』もあまり好きなれなかったが、これは面白かった。女性の性について描いているが、男性優位でもなく、かなり真摯に描いているのではないかと思う。

ブニュエルの不条理な精神世界と現実を交互に描く手法が今回も冴えている。一体これは何なんだろう?という描写の連続であり、ずっと画面に引き込まれる。

素晴らしいの一言。お見事!


日本のドラマも上戸彩にこんくらいのことさせてみなさいよ。少なくとも女性性の描き方は未だにブニュエルより遅れているぞ!
諒

諒の感想・評価

3.8
医者であるピエールは貞淑な妻セヴリーヌと何不自由なく暮らしていた。
しかし、セヴリーヌにはマゾヒスティックな妄想癖があり、ピエールの友人からとある娼館を聞いた事により好奇心を持つ。
そして、その娼館に行き働きたいと申し出たセヴリーヌは昼の間だけ『昼顔』という名前で娼婦として働き始める。

貞淑な妻の顔と娼婦の時の顔が段々とそれぞれ別人の様になっていくのが良かった。
カトリーヌ・ドヌーブがひたすら美しい。

このレビューはネタバレを含みます

滑稽な描写を挟みつつ、夢と現実が交互に繰り返され、あのラスト。自分はカトリーヌ・ドヌーヴは壊れてしまったのかなぁと解釈。ていうか「帝王トランザの栄光」の元ネタだったりするのかな。
ayumi

ayumiの感想・評価

3.5
お洒落な作品ではあるけど、内容はなんとも…

娼婦をやめれない主人公も出てくる男の人も全員「欲だらけ」なのに、何も知らない寛大な夫はただただ被害者で可哀想。

そして、ストーカー気質のあの男の人にはゾッとした。
昔の作品だけど、こういう人は現代にもいるんだろう。

妄想と現実が入り混じっていて、終わり方も独特。
苦手な作品か好きな作品なのか自分でもわからない…
カトリーヌドヌーブじゃなければ成り立たない作品なのは確か。
エロティシズム、ユーモア、ホラー、美しいこと、狂気、フェティシズムがぶっきらぼうに入り混じるブニュエルの傑作。

倒錯した性癖が次々と現れるのにおどろおどろしさや下品さがないのはカトリーヌ・ドヌーヴの気丈さのせいだろうか。SM趣味、死体愛好、泥を顔にぶつける、盲目、車いす、亀甲巻きにして樹に縛る、覗き、下男になりきる、少女愛等、ひと言でいうと変態趣味だが、唐突な落差のあるブニュエルの場面転換はパラレル・ワールドか夢の世界のように、衝撃はあるのに妙に現実感に欠け、幻覚だったのかとさえ思わせながら映画は進んでいく。セヴリーヌ(ドヌーヴ)は夫を愛しているが、愛するゆえに、娼館へ通ってしまう。

同監督作の『ビリディアナ』では、夢遊病という全く異なる人格が現れてしまう。『皆殺しの天使』でも、自分にも説明のできない何かに人々の行動が制御されているようだ。本作で鳴り響く馬車の鈴の音。『哀しみのトリスターナ』でも教会の鐘の音が鳴っていた。脚へのフェティシズムが極限に振れていく合図のように。

凱旋門の通りでニューヨーク・ヘラルド・トリビューンを売るのは、ゴダールの『勝手にしやがれ』(1959) を思い出す。

ドヌーヴのファッションがとてもおしゃれですね。
粉雪

粉雪の感想・評価

3.0
ドヌーブは美しかったけど、映画の内容は何回見ても、よくわからなかった。故に記憶に残る映画。ひとに言えない欲望を秘めた美しく貞淑な妻。ついに欲望に耐えきれず行動に移し悲劇を招く、でいいのだろうか?未だに分からない。
何回観たかわからないぐらい観ました.とにかくお洒落でだいすき.サンローランの衣装を身に纏い、男性の相手をするドヌーヴは魅惑的です.
yadakor

yadakorの感想・評価

4.0
ひじょうにエッチでした
特にパツキンの髪の毛がひじょうにエッチでした
ooospem

ooospemの感想・評価

3.4
ゴダール『恋人のいる時間』で主演していたマーシャ・メリルがもっと見たくて…。今作になるとマロン色の髪の毛がつやっと丸まって、カトリーヌ・ドヌーヴの友人役としてでも彼女に引けをとらないコケティッシュな魅力が全開。可愛い可愛い。物語的には、そうねえ、演劇的なのかなと感じた。言葉遊び的なゴダールや実は教祖的なロメールに見慣れていても、独特の劇台本的な言い回しや脚本操作が目立つ。このちょっと図太いというか、どっしり構える人間臭さみたいなものがああブニュエルだったかも知れない、なんて言ってはいるけど実はよく理解できていない、この監督。
pachico

pachicoの感想・評価

3.8
この映画から
昼顔…という言葉が生まれて
先ごろのテレビドラマに
繋がっていきましたね。

ドヌーブ
フランス
アンニュイな世界観

憧れてしまう
髪型からスタイル、着ているものにまで…
>|