｢なぜ目があるの？｣
｢見るためだ｣
｢ちがうわ 泣くためよ｣
これぞ北欧映画、というような過去最高の鬱スタートにテンションがぶち上がってしまった
当然の如く終始陰鬱で天気も暗いまま
映画から強烈な悪臭が漂ってくるシーンがあるので食事中に観ることは避けた方が無難
殺人事件が主に2つのレイプ事件と繋がっていて、それらを内包する1つの大きな血の話になっているので前半はとにかく分かりにくい
人名やキーワードが出てきたらとりあえず紙に書き出して相関図を作りながら観るとだいぶ理解し易い
小さな島国の中で起きている事件はどこで誰と繋がっているかわからない不気味さがある
ポルノ雑誌にも軽食にも、とにかく羊が沢山出てくる点はお国柄か
険しい自然のカットが入ったり怖い子守唄が聴けたり、アイスランドっぽさ全開だなと思った
エヴァの子って…そんなことないよね？と思ったのは私だけか？
