Naoya

湿地のNaoyaのレビュー・感想・評価

湿地(2006年製作の映画)
2.3
アイスランドの湿地帯にある郊外のアパートの一室で撲殺された初老の男の死体が発見される。地元の警部は、事件の捜査を行っていくが、やがて過去の出来事の真相にも迫っていく、北欧ミステリー小説の映画化。舞台柄の特徴ある霧がかったような色彩の空気感は北欧らしく、相まって陰鬱な雰囲気のある絵作りはらしさがあります。雰囲気は良いが、全体的なテンポは悪く、ミステリーらしい真相が薄め。真実に迫っていく様が地味なので、結末に地味さが出てます。場面場面では面白みがあるミステリー、材料なだけに、ミステリーとしてのインパクトが欲しかった感がある。(DVD)
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