どれだけ前半間伸びしてようと、薄っぺらいラブストーリーを見せられようと、ピンチの時にスパイダーマンが現れてくれるならもうそれで良い。
アクションシーンは半分アトラクションかと思うほどの迫力。リアルタイムで映画館で観れなかった事をこれほど悔しく思った事はない。公開当時3Dがごり押しされてたのが伺える。
個人的には今作みたいなおちゃらけ気味で人間味のあるスパイダーマンよりかは、サム・ライミのヒーロー然としているスパイダーマンの方が好みだった。中身の役者も美形というよりカジュアルな感じで、むしろ旧友兼ラスボスのハリー役デイン・デハーンの方が魅力的だった。デインまじで吸い込まれるような闇と美しさがあって素晴らしい。二次元みたいな顔やな。
なんやかんやあったけれど、結局スパイダーマン最高！！愛してる！！と叫びたくなるようなラスト。本当にありがとう。
