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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマンのsuのレビュー・感想・評価

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ジャンヌの行動に少しずつ粗が出てくる、変化の見せ方がとても緻密。
毎日の同じルーティンのなかに微妙な差があり、"一日として同じ日はない"というテーマの映画が大好きなのだけど、この作品は危険性を孕んでいて最後は悲劇だ。
結局彼女の心の内はわからない。
一日は長かったのか短かったのか。

お肉の冷たさやひき肉が混ざっていくときの重み、じゃがいものの皮を剥くときの感覚が伝わってくるの凄い。
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