200分。驚くほどに何もおきない。こんな映画が存在していいのかと思った。
1日目の淡々とした日常からの、2・3日目の崩壊。ひたすら繰り返しの生活を見せられるんだけど、飽きさせない。会話は極端に少なく…
好きでもないお金のある男性と結婚し、毎日食事を作り、食器を洗う。パートナーが亡くなった後は生活のために売春。
彼女が最後にあんな結末を選ぶのはそうなってしまうよね、と思う。
女性が経済的に自立する事…
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50年早すぎた映画。
1975年ベルギー製作。2022年BFI (英国映画協会)のランキング1位です。首位常連の市民ケーンとかヒッチコックなど人類の遺産ド鉄板マスターピースを抑えての1位です…
平凡な主婦ジャンヌの日常を淡々と映した作品...ではなかった。シングルマザーである彼女の生活は規則正しく、売春までもルーティンのようにこなしていく。しかし、そんな日々の中で、彼女が静かに蓄積していっ…
>>続きを読む25歳という若さでここまで直接的で暗喩的なフェミニズム映画を撮りきったアケルマン、凄すぎる。どう考えたってこれは女性の苦しみを描いた作品で、誰が観たってわかることであるのだけれど、ここまで丁寧に伝え…
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