『八甲田山』(77年)の雪中行軍なんかと一緒ですね。"運動の属性=しんどさ" が主題になっているふしがあるから「短めに編集してくれたら楽しめたのに、、」みたいなことを安易に言えない。"たられば" が存在しないやつですな。
ま～、”見れる画面” ではあるんだけど、198分集中が持続するほどかと言われたら全然そんなこともなく、尺の長さに圧し潰されてしまって、ダレながら観てましたよ。
1空間1ショットで進んでいく中、カメラ位置が変わって死角から絵画があらわれたり、ソファがベッドに変化したり、あとは戸棚に反射する謎の青の光線とか、どうしても "画面の機能" やら "画面の変化" のほうに目がいってしまうんですね～。（その時点で私の負けだ）
また観直したいと思えるタイプの映画でもないです。
