フランスの国民性なのかな。
火が付いたときには我が子であっても感情をむき出しにする。元を正せばその原因が自分に有ったとしても。
こういう人ってフランス映画では結構見ている気がする。
とにかくそういうシーンが見ていてちょい辛い。
映画的には、わざとらしい説明的な会話は無く、小出しにされる会話(情報)から推測しながら少しずつ事実が解明される感じはサスペンス要素を駆り立てる。
登場人物それぞれのちょっとした嘘や誤解から生まれる不幸の連鎖は観ているこちらまで鬱々。
しかしラストシーンのかすかな希望は救い。
2015/12/13 DVD