このレビューはネタバレを含みます
クソつまらなそうな邦題がついていますがとても良い雰囲気の映画でした。なんとも現実的な話で。
主人公のローラが長く付き合った完璧な恋人からプロポーズされる所からはじまり、すぐ婚約破棄されて不幸のドン底へ。そこから抜け出そうともがき、新しい男に走ったり親友とつるんだり酒浸りになってみたり、何をやっても哀しいばかり。不安は消えない。寄りを戻そうと言われても、一度自分を手放した彼の気持ちを、もう信じることもできない。ただ幸せになりたいだけなのに。なんで誰もわかってくれないの?そばにいてくれないの??ともがく姿がとても格好悪い話です。
とても好き。
行動がとても安易。
主人公に好感がもてない。
だからこそ、共感する。
フランシス・ハのグレタ ガーウィグがローラ役。フランシスよりずっと美しく感じました。