パンの人

大統領の料理人のパンの人のレビュー・感想・評価

大統領の料理人(2012年製作の映画)
3.5
再鑑賞。分かりやすい起承転結やオチのないところは、フランス映画らしさというか。アメリカ映画的な絶体絶命のピンチや一発逆転のサクセスがないのも、それはそれで好きなので気にならず。

ただ、ジャケットのコピーがちょっと的外れな気がして残念。これだと違うベクトルの映画を期待して観ちゃう人も多いだろうなあ…。

主人公みたいな強くてチャーミングで品のあるマダム素敵だな、と思ったのと、パティシエがひたすら可愛くて癒されました。

トリュフがたくさん出てきますが、トリュフなど食べたことのない私には出てくるお料理の味や香りがイメージしづらい部分が多く、歯痒かったです。でもマダムの表情が素敵すぎて、どんだけ美味しいものなんだろう…!食べてみたい…!と思ってしまいました。