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讐 〜ADA〜 第一部 戦慄篇のtuttleのレビュー・感想・評価

讐 〜ADA〜 第一部 戦慄篇(2013年製作の映画)
5.0
進学塾のPR映像撮影中に起こった怨恨による殺人事件。
標的にされながらも逃げ出し生き延びた成績トップの塾生と撮影者は、同じ痛み共有したことで信頼関係を築き少しずつ傷を癒しつつあった。
しかし、いまだ逃走中の犯人たちの怨みは深く二人を追い詰めていく。
舞台となると閃光塾のどこからどう見てもヤバいカルト宗教じみたPR映像から始まるPOV作品。
主人公の塾生が閃光塾の方針に心酔しきっているところがミソ。
第1部である本作では、命を奪うほどの遺恨に至る経緯には謎を残したまま、主人公たちと犯人たちの決闘を描ききる潔さが最高。
人物それぞれの"視野の狭さ"が浮き彫りになっていく展開、得物のチョイスもイイ…!
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