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口裂け女 in L.A.のARLESのレビュー・感想・評価

口裂け女 in L.A.(2014年製作の映画)
3.6
なんとなくBlu-rayで鑑賞。メイキングではC級映画でありながら出演者含めスタッフが楽しそうでなによりだった。

フィルマークスの監督情報に『カメラを止めるな』の撮影監督をした曽根監督の名前が何故か抜けてる、正しくは比呂啓・廣瀬陽・小川和也・曽根剛の4人。

4人の監督による軸のあるオムニバス構成の長編ホラー映画、最終的に全てが繋がる、かも。

オムニバス構成の事を知らないで観ると、各シナリオの毛色・作風が違い過ぎて良くも悪くも独特な作品になっている。。口裂け女というタイトルなのに急にゾンビ、からのサタン、そしてSFカンフー、、不思議と眠気が消えた。

ただ、とにかく全体的に安っぽくてホラー映画として観ると、、。この作品は「日本人て気持ち悪いな」を楽しむ映画、キモさを楽しむ、キモさに笑う、そんな映画。もし、監督の名前を伏せた状態でこの映画を観ても日本人が作った映画だと分かる。

4人の監督が遊び的感覚で製作している感じで、比呂啓監督のシナリオに小川監督が出ていたり小川監督のシナリオに比呂啓監督がメインキャラで出演している。

サイコパスで英語ペラペラな日本人を演じた比呂啓監督の気持ち悪さが素晴らしかった。。意外にも右肩上がりな映画、後半は普通に楽しめた。
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