福福吉吉

死霊館の福福吉吉のレビュー・感想・評価

死霊館(2013年製作の映画)
4.0
夫婦とその娘5人の7人家族のペロン一家が古いが大きな一軒家を購入した。その一軒屋に入居した後から、奇怪な現象が次々と発生し、その現象は娘たちにも危害が及ぶことになった。そこで超常現象研究家のウォーレン夫妻(エドとロレイン)に助けを求め、ウォーレン夫妻がその家に訪れたところ、その家が凶悪な悪魔にとりつかれていることが分かり、悪魔祓いの必要があると考えたウォーレン夫妻だったが、事態は急激に悪化していく。

思った以上に面白かった。大小さまざまな奇怪な現象が頻繁に発生するので、落ち着く暇もなく怖さが持続された。ウォーレン夫妻が悪魔祓いの必要性の証拠集めのため、科学的な機材を用いるなど客観性を担保しており、リアリティがあって良かった。妻ロレインは透視により心身を大きく疲弊するため、なんとか一人で解決しようと考える夫エドという夫妻の関係性も好感が持てた。悪魔祓いの許可が下りないまま、悪魔と対決せざるを得なくなったときの絶望感、緊迫感がよく伝わってきた。
良い映画を見ることができて良かった。
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