実話を基に作ってるというところでもう既に面白いなと思った。
超常現象に縁がないから、登場人物(特に大人たち)がよくもまぁここまで大真面目に語れるものだという感想も抱いた。
その反面、科学的に覚える恐怖の源は自分の理解出来ないこと、したくないものとの遭遇であるから霊やそれに近しいものとして置く方が人が錯乱してるのなら自然の成り行きしれないとも思った。
魔女やそれに関連するものも登場していてより理解し難い存在である強調もされていてとても面白かった。
誰かの神は誰かの悪魔である。というフレーズを聞いたことがあったのだが、悪魔が逆さ十字を用いのは三位一体を冒涜するためという話が出てきて、完璧(とされている)に確立された考えを穢すことでしか己を主張することが出来ない悪魔は神と対等ではなく、むしろかなり劣等概念なのではと考えられて新しい視点を得られてとても楽しかった