良質アクション映画。
ポルターガイスト×エクソシスト。
カメラ視点になるブレアウィッチ要素も。
しかしこれはこれで綺麗に出来すぎててツッコミどころや笑えるポイント、所謂「B級ホラー感」が無いのが物足りないのである。(めんどくさオタク)
自分の浅知恵から思うに、ワン監督は独創的な恐怖のヴィジョンを抱き、それを見せつけてやるぜっていうアーティスト気質な監督なのではなく、
生粋の「どのジャンルも綺麗にまとめるが特にホラーはやりやすいぜ！」っていう職人タイプの監督。
(アルジェントとリンチというゴリゴリアート系監督をリスペクトしているが...)
この方の映画には主張やメッセージはなく、良くも悪くも計算された(可愛げがない)エンタメ。そこから商業感を強く感じてしまう。
当たり前だろ！映画は、特にホラー映画なんて売るための商品なんだからよ！
いやでも。わかってくれる人はいるでしょ...この感覚。
そういえば、B級っぽさがひとつ。
助手の青年。
アジア系の男性が緩衝材的orコメディリリーフとして1人いるだけでB級感を感じるのは私だけだろうか。
