原作は、中島京子の直木賞受賞作「小さいおうち」
晩年にタキが綴った自叙伝。昭和初期の東京を舞台にモダンの、赤い三角屋根の小さなお家に女中奉公することになった若い娘タキ。そして美しい女主人・時子の秘めたる禁断の恋の行方を知ることになる。
ジブリのような雰囲気のある作品でした。想像していた内容とは違い、複雑な三角関係にもやもやしたりと、ある一家に起きた密かな恋愛事件。
不倫、危険な香り。松たか子の色っぽい演技がとてもリアルで作品のどろどろした嫌な部分が色濃く映し出されていた。時子がタキちゃんにきつくあたるシーンや動揺が隠しきれてない様子は見ていて悲しくなった。昭和レトロな映像に釘付けになり、着物への興味も膨らみました。
昔の人が鉛筆を舐める訳とか考えたことなかったけど調べてみました。昔の鉛筆は、芯の組成が悪く、あまり良く書けなかったので、舐めて湿らすことで一時的に濃く書けたのだそうです。
板倉が話していた「オーケストラの少女」という映画が気になったので見てきます。