サイレント映画だった事を忘れて観ていた。 音楽がテンポを作り、モノクロの映像がセリフの聞こえない演者の表情をより浮き彫りにする。
白雪姫の話を知っているのに、気持ちを持って行かれてハラハラする事が出来るなんて。
スペインや闘牛らしい音楽に、白雪姫を思わせる音楽。とにかく音楽がセリフのかわりをしっかり務めている。
ライトスピーカーとレフトスピーカーから交互に聞こえる手拍子が、彼女の心臓の音のようで緊張した。
コミカルな小人とのシーンや継母の欲だけの行動もキチンとあって、エンタメとしても成立している。
良かったです。