銃でドンパチ系のクライムスリラーと思いきや、そうじゃない。じわじわくる感じ。
自分にとって銃撃戦というのは、安直な゙演出゙と捉えています。いとも簡単に人の死を描く演出。
それをあまり使わずに、死を描いていたのに私は好感を持ちました。(その分グロいですが)
内容については、最後の終わり方が『???』で、結局キャメロン独り勝ちで終わるのかと。
ファスベンダーについては、自分は死なず、行動動機となった彼女が死ぬと。
これですよ!これ!
死よりも辛い絶望。ラストのファスベンダーの演技で何も説明されなくても伝わってきました。
彼女は完全に巻き込まれただけですが、それば婚約指輪゙の代償でもありました。
大きな代償だった…。
最後、現金はダイヤに変えて片手で持っていくとのセリフ。
『俺は片手に収まるモノのために…彼女を…!?』
というファスベンダーの心の声が聞こえてきそうです。
雰囲気よし!!演出よし!!ストーリーウ〜ンって感じでした!!