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悪の法則のフジのレビュー・感想・評価

悪の法則(2013年製作の映画)
4.0
銃でドンパチ系のクライムスリラーと思いきや、そうじゃない。じわじわくる感じ。

自分にとって銃撃戦というのは、安直な゙演出゙と捉えています。いとも簡単に人の死を描く演出。
それをあまり使わずに、死を描いていたのに私は好感を持ちました。(その分グロいですが)

内容については、最後の終わり方が『???』で、結局キャメロン独り勝ちで終わるのかと。
ファスベンダーについては、自分は死なず、行動動機となった彼女が死ぬと。

これですよ!これ!
死よりも辛い絶望。ラストのファスベンダーの演技で何も説明されなくても伝わってきました。
彼女は完全に巻き込まれただけですが、それば婚約指輪゙の代償でもありました。
大きな代償だった…。
最後、現金はダイヤに変えて片手で持っていくとのセリフ。

『俺は片手に収まるモノのために…彼女を…!?』
というファスベンダーの心の声が聞こえてきそうです。

雰囲気よし!!演出よし!!ストーリーウ〜ンって感じでした!!
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