原田太喜

俺たち喧嘩スケーターの原田太喜のレビュー・感想・評価

俺たち喧嘩スケーター(2011年製作の映画)
3.9
 『俺たち喧嘩スケーター』鑑賞しました!タイトルからおバカ映画臭が漂うが、そんなことはない血が沸き立つスポ根ムービーでした!テンポ良し。スパッと終わるラストも好み。

 用心棒として働く主人公ダグ。空虚な思いで日々を過ごしていた。そんな彼がやりがいのある仕事(=アイスホッケーの喧嘩屋)に出会う。真面目で不器用で純粋な好漢。わざわざ元彼に殴られるなど男気満点!
 落ちぶれた元エースのラフラム。主人公と反りが合わなかった2人が認め合い、活躍する様はベタながらグッとくる。
 主人公の先輩格にあたるレイもカッコよかった!夜のレストランでの会話、『いけるか?』『確認してくれてありがとう』のやり取りはこの映画の白眉!ラストの一騎打ちもアガる!
 結局、最後まで両親に認めてもらえなかったのは辛いけど、理解ある親友がいて良かったよ。

 アイスホッケーに喧嘩屋というポジションが存在しているのが驚き。ただそのポジションに誇りを持ち、チームを勝利に導く姿はとても輝いて見える。
 暴力シーンは多いし、粗暴で下品なセリフのオンパレードだけど、ぜひ見てほしい作品。

『オフィシャルグッズは最高!』
原田太喜

原田太喜