クマヒロ

午前一時のクマヒロのレビュー・感想・評価

午前一時(1916年製作の映画)
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監督チャップリン、ミューチュアル社製作の4作目。最初の3分ほど以外全てがチャップリンの一人芝居で、彼の技を思う存分味わうことのできる作品でした。

午前一時の酔っ払いがただ寝室に向かおうとするだけの話で、30分引っ張れて観客側を釘付けにさせられるのはチャップリンぐらいなのでは、と思います。
ラストの一捻りも含め、どんな時代に観ても頭を使わずにケラケラ笑って楽しめる喜劇作品でした。

家具を使ったスラップスティックコメディは後の『質屋』に活かされるアイデアだと感じさせられます。
クマヒロ

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