なるみん

アナと雪の女王のなるみんのレビュー・感想・評価

アナと雪の女王(2013年製作の映画)
3.8
どうしても触れざるを得ないのが音楽の素晴らしさ。
中でも「Let It Go」を歌いながらエルサが心を解放する場面は今後何十年も語り継がれていく名シーンだろう。

悪の女王が歌う歌にしては素晴らしすぎる!とお話自体の改変を促したと言われるだけはある。

それと共にもはや凄いのが当たり前すぎて話題に上らなくなっている感があるが、 氷や雪のCGも半端ではない出来に仕上がっている。

また「王子様とのキス」というディズニー映画っぽいギミックを一捻りも二捻りもさせた展開は上手いなあと感じた。

だけどお話自体は「面白かった!」とは言えないなあ。
登場人物が少ない割に心に残るキャラが少ないし、何より悪役がパッとしない。
裏切りももう少し前兆がないと驚くと言うより面食らう。
崖から落ちても平気だしオラフとの悲しい別れも拍子抜け・・・つまりはハラハラドキドキが足りないのかも。

ま、そんな些細な不満点は松たか子が吹き飛ばしてくれるけどね!
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