ありのままに生きるアナへの憎悪と愛のはざまで引き裂かれるエルサの無意識の物語としても観れる、というか自分にはそうとしか観れないのだが劇中にそれを説明するようなシーンが無いのでどうなのだろう・・オラフはエルサの良心が生み出したようにもみえる。
一回会っただけで結婚するというアナへのエルサの非難やありのままに生きるすべが雪山に一人で閉じこもるということだったり、愛していて自らをキスで救ってくれるはずの王子に裏切られる、といった部分で従来のプリンセスものの定石をくつがえそうとしていたが結局最後は普通のプリンセスものになってしまうところが残念。
なによりエルサの葛藤ではなくアナの冒険に時間を割いたのがよくない気がする。(まぁ、アナが主人公なので当然といえば当然か)
だがオラフがイッちゃってて超可愛いのでそれだけでいい気もする。
