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セイフ ヘイヴンのtakeのレビュー・感想・評価

セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)
4.7
南部の港町のゆったりとした雰囲気と、田舎町の暖かさが素敵。
アレックスの優しさに、最初は怪しみながらも次第に惹かれていくケイティ。海辺の町でカヌーしたり、アレックスの家族と海に出かけたり、徐々に2人の想いが重なり合っていく。

この映画が素敵なのは、奥さんを亡くしてお互いに少し距離ができたアレックスと息子ジョシュの関係性、ケイティ慕う母親を知らない娘レクシーたちが、ケイティとの交流を通して、欠けていた家族の形が少しずつ埋まっていく様子が垣間見えるところ。そして予想外のラストのシーンだろう。すべてオークランドの海街が暖かく包み込んでくれる。

観終えてから、鳥肌が止まらなかった。ラストの手紙を読むシーンからもう涙が…。
この映画に出会えてよかった。何度でも観たいし、全力で薦めたい。
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