殺陣回り、正直お腹いっぱいです
アクションシーン多過ぎてダンスにしか見えません
効果音も劇伴も煩いです、エンドロールの挿入歌はまた不釣り合いなバーター楽曲
劇中3度、登場人物に心情を独白させるシーンがあるが、何故そんな演出するのか、
喋らないと表現出来ないのか、作為が見えて興ざめ
終盤の大事なシーンでカットバック使わずにピン送りで2人の登場人物の台詞のやりとり
2回目ではピントが瞬時に合わず一瞬ズレる始末
ピン送りは監督見えざる手が見える様で厭らしい、まして技術的に失敗するのは論外
田中泯は台詞必要ない、喋らせ過ぎ、存在感、肉体が全て現してるのに
どれだけスタンドイン入ってるか分からないけど、田中泯は良かっただけに残念
原作に忠実なのだろうが、田中泯と伊勢谷友介のシークエンスは余計だった様にも思える
おそらく完結編で伊勢谷が重要になるのだろうが、中途半端な描き方になっていた
全てのシーンで画が狭い
アクションは繋いで撮るから狭い、オープンセットは規模が小さいから狭い、スタジオ撮影もセットが狭いから画も狭い、、
京都の街の感じが全く出てなくて、TV時代劇と変わらぬ規模だったのはガッカリ
それでもオープニングの石切場?の様な場所のシーン、中程過ぎの古い神社での殺陣回りシーンは印象に残った
シリーズ2作目で慣れも有り上手く行っている部分もあるのか、剣心役の佐藤健が良かった
前作より役に深化していると言うか、より役に近づいたんじゃないかと思う
エキストラ、子役がちゃんと芝居出来ているのも良かった
群衆シーンでも気が削がれる事が無かった
2作目まで観たし、完結編も観には行きます
(制作者の術中に嵌ってしまいました…)