以前からウォッチリストに入れていた本作。日曜夜の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるようなエネルギーに溢れた作品で、明日への元気をチャージしてもらった。
何よりもまず特筆すべきはそのキャスト。マイケル・ダグラス、ロバート・デニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインが一堂に会すだけで圧倒的な存在感を放ち、画面が華やぐ。ストーリーの展開を楽しむというよりも、彼らの一挙手一投足を思わず目に焼き付けずにはいられない、そんなタイプの作品だった。
メインキャスト4人のうち、ケヴィン・クラインの作品にはこれまで縁がなく、一本も観たことがなかったのだが、終盤で彼が発するあるセリフが抜群にかっこよく、このような存在感を醸し出すまでどのようなキャリアを辿ってきたのかが知りたくなった。「ソフィーの選択」や「海辺の家」は近いうちに必ず鑑賞したい。
